Amygdala

Turns on

路上栓抜き(アウトドアオープナー)の季節がやってきた

連日気温35度、湿度60%以上が当たり前と化し、完全に熱帯性気候に呑まれた感のある日本。もはやフィリピンとかタイとかエジプトの方が涼しいらしいです。

この不思議な天災大国はエロと酒のマナーには異様に寛容なことで知られ、路上における飲酒が先進国としては珍しく違法ではないという独特のお国柄があります。

外国人観光客も歌舞伎町で歩きながら店に入らず酒を飲む様子を楽し気にyoutubeに投稿するなど、この風習への認知度は少しづつ高まっている様子。

 


しかし缶の酒以外も飲みたい、ストロングゼロスーパードライだけじゃ味気ない、とお嘆きの諸兄も多いはず。この暑い季節、ハートランド一瓶飲み干すことなんて余裕だし、瓶ビールを家とバーでしか飲んじゃいけないと誰が決めたのでしょうか?

2020年の東京オリンピックに向けたニュー・ジャパニーズ・スカム・ライフスタイルの提案を目指すという目的もあり、去年の夏(2017年)コミティア121で私は「Calyx」というサークル名で「路上栓抜き本」を上奏、もとい頒布しました。

オリジナル作品縛りの即売会であるコミティアの一番フリークアウトなスペースに配置されたので、周囲の同人誌の凝り方も尋常ではなく、ツナ缶を愛するあまりツナ工場と提携しオリジナルツナ缶を作ってしまった人、日本で入手できるジャガイモの全ての品種を網羅した図鑑を作った人、紀文の豆乳飲料の包括的解説を作った人、統合失調症による集団ストーキング被害を毎日かあさん的絵柄で赤裸々に綴る人……そんな猛者の中で我々の同人誌はむしろ地味な部類に入るものでしたが、それなりにご好評いただき、コミティアのカタログにもレコメンドでご掲載いただきました。

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◆頒布の様子、自作のコラージュに2万円という値札を付けたがツッコミすら入らなかった。

 

さて、「路上栓抜き」とは、その名の通り栓抜きを使わず路上にある公共物で王冠を抜き、その場で中身を飲む行為をさします。

少し視点を変えて外を見渡せば、意外にもテコの原理を使える場所は多く、いざコツがわかれば栓抜きよりも少ない力で瓶を開けられるわけです。

ビールを駅前の店で買ったはいいが、このままではぬるくなってしまう……そんな時は心眼で栓抜きポイントを見極め開栓。散歩がてら帰宅道で自由の風と共に一本飲み干し、完全に仕上がってから家でアニメやスポーツ中継を見る。そんな贅沢をこのうだるような夏に享受してみてはいかがでしょうか。

もちろん、周囲の目が気になるという人は大人しくHUBに入るか、家で飲むという選択肢もあります。それさえも自由です。

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 水分とアルコールをいつでも摂取して、平成最後の夏を生き残ろう!

 

 

 

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◆ちなみに、同人誌ではページが余ったので化石人類の考察を書いて余りを埋めました。